【少額投資】サクサク始められる少額投資の種類【スポーツトレカ】
コツコツと長期、ザクザクと短期決戦!
こんにちは、ノリアキです。
今回はトレカ市場に対して、以下のような疑問や悩みをお持ちの人向けに書いています。
- 高額なトレカでなくても儲かるの?高いのはヤダ!
- どうやってカードを選んだらいいの、評価?選手?
- これからのトレカ市場は、どこがアツくなりそう?
執筆している私は海外在住10年を超え、現在はNYSE上場企業でエグゼクティブしています。スポーツトレカへの投資は、いくつかのコミュニティーへ参加し常に情報をアップデートしながら、実投資を行っています。
本記事では専門用語はなるべく使わずに分かりやすく解説していますので、読み終えてもし役に立ったという人は別記事も読まれて下さい。
最後まで読んでいただくと、以下のようなことが理解できます。
価格帯はいろいろ
ニュースで取り上げられるニュースは超高額なものばかりですが、スポーツトレカへの投資はもともとスポーツファンの趣味で始まったものです。
スーパーのレジの横で売られ、10枚ぐらいのカードが入ったパックを開けて、「何か人気の選手が出てこないかなあ」というぐらいのものでした。
今では子供のお小遣いでは買えない、1箱何十万円もするようなプリミアの箱も売られています。
ヤニス・アデトクンボが新記録
ギリシャで不法移民の家族で育った、ヤニス・アデトクンボのカードがNBAカード市場最高の1.857ミリオン(おおよそ1億9000万円)で取引されたのは2020年8月です。
このカードは2014年に約70万円前後で取引されたもので、ちょっとした汚れがカードについていて売り手に返却しようとしていたモノだったようです。
本当に5年後10年後、どの選手がどうなるかは誰にもわかりませんよね。
ヤニスの場合、彼のの選手生命の長さを考えると、まだまだ上がる余地はあるかもしれません。
このようなカードは全体の0.01%にも満たないモノです。
主なカードは1万円以下で取引されていますので、それらのカードから見ていきましょう。
カードそのものvsグレーデッド
どのカードも、パックや箱から出したばかりのカードは、格付け評価も何もされていません。
カードだけだとおおよその人気は分かりますが、マーケットで取引される時にはグレード(格付け評価)されていないと、一体幾らぐらい値がつくのかは全く想像もつきません。
趣味で好きな選手の好きなカード集めるだけならいいですが、利益を目指すとなると評価とケースがついていた方が、傷も付かずに保管できます。
Ebayなどのオークションサイトで売却するとなると、評価のついているカードの方がマーケットの人がジャッジしやすくなるということもあります。
「買いより売りの方が難しい!」というのが、一般的です。
最終的に利益を出すには売らなければならないので、買う前に「出口戦略」が大事になってきます。
長期投資
先ほどのヤニス・アデトクンボのカードもそうですが、長期的にみて活躍してくれそうな選手なら長く持ち続けたいですよね。
ただこれは誰にも分かりませんので、割合を決めておくのも良いと思います。
例えば、買うカードの半分は長期投資、短期が半分といった感じです。
短期は利幅少なくても手放し資金を回転させていき、長期のカードは「将来手放す時に、上がっていてくれればいいなあ」ぐらいに余裕を持てる方がいいです。
割合の方は、ご自分の財布と相談して決めて下さいね。
グレーディング会社比較
ここではカードのコンディションを評価してくれる「グレーディング会社」について解説していきます。
まずカードをグレードしてもらうことのデメリットは、自分の思っている評価がもらえない可能性があるという事です。
思っていたより評価が悪ければ、マーケットで評価されずいい値で売れない可能性が出てきます。
メリットはすぐに売却しなかったとしても、カードをなるべくいい状態で保管出来ます。
それと将来手放す目安の値段が、マーケットを見ていれば分かるようになってくることです。
PSA vs BGS vs SGC
今のところは、以下の3つのブランドがメージャーな会社になります。
PSAからのお知らせ
ここ最近PSAのメンバー向けに届いたメールの中での、サービスや値段の改正がカード市場をバズらせています。
簡単にまとめると、メンバー向けの特典が減り値段も上がり、評価をされて返却される日程が伸びたということです。
一般的なサービスでは6ヶ月ぐらいかかるので、すぐに売却するにはプリミアを払ってグレードしてもらわなければ、ならなくなりました。
カード市場の加熱具合が、うかがえますよね。
おそらく良くなった部分は、少ない枚数から受けつけてくれるようになったことです。
チャンスを作るシナリオ立て
ここ最近のPSA一辺倒の市場も、何年先まで続くかは分かりません。
ですので将来はPSAでなく、他のグレーディング会社から大きなシェアと高価格を獲得出来るようになるシナリオも、面白いかもしれません。
もしくは現在のように人間が評価を付けるのでなく、新しくAIなどで鑑定するような会社が出てきても、面白い事になるかもしれません。
これらは自分の勝手なシナリオですが、何か新しい事が出てきてマーケットが劇的に変わるような時は、大きなチャンスになるかもしれませんよね。
これからのトレカ市場
ここまで読んでいただいた人も、まだどのジャンルのどの選手がいいか、迷いがあるかもしれません。
MLB(野球)を代表に、この数年はNBA(バスケットボール)とUFC(総合格闘技)の伸びが凄いです。
それはシンプルに、そのスポーツする人口が増えているからです。
この2つ以外ではサッカーとNFLは、旬だと思います。
まずはサッカー
アメリカでもサッカー人口は増え続けていますが、世界で1番スポーツ人口の多いサッカーのカードはまだまだ伸びしろがあります。
MLS(アメリカのサッカーリーグ)の選手だけでなく、サッカー全体のカード人気はまだまだ火がついていません。
世界中でサッカーのカードに注目が集まれば、計り知れないポテンシャルがありますよね。
続いてNFL
アメリカではNFL(アメリカン・フットボール)がスタートしました。
ご存知の人も多いと思いますが、アメリカで最もお金が動くスポーツです。
今年優勝しそうなチーム、MVPを取りそうな選手、クオーターバック(ボールを投げる花形のポジション)以外で、カードの値が上がりそうな選手の発掘がよく口論されています。
成績以外にも選手のキャラクターでカードの値が動きますので、今は週単位で値動きがみられます。
すでにヴィンテージも
現在はモダンなカードだけでなく、ヴィンテージもすでに動きが出てきているようです。
長期投資であれば値動きの激しいモダンだけなく、ヴィンテージもリサーチしてみて下さい。
ヴィンテージのカードは数が増えませんので、一旦注目さえ集まれば一気に値上がりするのが特徴です。
あなたも今日から5年10年とずっと応援したい選手がいれば、カードを持つことでよりスポーツ観戦が楽しくなりますよ。
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では今回は、以上となります。
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