【トレカ】価格下落の時のこそ仕込みの準備?【逆にチャンスです】
暴落は拾いどころ、でもチャンスはいつ?
こんにちは、ノリアキです。
本記事は最近のトレカ市場の動きに、以下のような疑問や悩みをお持ちの人向けに書いています。
- トレカ全体が落ちてきているけど、大丈夫なの?
- 今のホットなニュースは何?
- 結局今は売りなの、買いなの?
執筆している私は、NYSE上場企業でエグゼクティブをしながらスポーツトレカに実投資しています。トレカのコミュニティーにも積極的に参加し、ライブの情報を得ながら解説しています。
本記事は最後まで読み進めていただくと、以下のようなことに理解ができます。
もしちょっとでも面白そうだなあと思われたら、別記事も読んでみて下さいね。
最近の下落について
2020年8月の中場をピークに、トレカの市場の価格低下が目立ってきています。
これをあなたはどうとられえるか?!
基本的に上がりっぱなしの相場に飛び込むのは、下落を待って仕掛けていくより難しいです。
全てのカードが下落している訳ではないので、今は勉強とリサーチに時間をあてボトムを見極めていきましょう。
1年で10倍
2019年8月から2020年の8月までの時点で、ある程度の人気のあるカードは約10倍近くまで上がっていました。
下はTesla社の株価ですが、トレカ全体も全く同じような上げ方をしています。
そして今トレカの方は、平均して20%から50%位まで値を戻してきています。
ピークからもし入って来た人からすると、この下げは気になると思います。
ただたった1年で10倍にまで上がってきたので、50%位は下がってもおかしくはないのが現状です。
ちょっと短期間に、一気に注目されてしまったのでその反動で値を戻しているようです。
コロナで爆上げ
スポーツトレカは2019年の8月から徐々に上がり、2020年の3月からさらに爆上げしてきました。
アメリカでは3月位からコロナの影響があり、多くの人が自宅待機や外出禁止令で時間が出来たところに、このブームが乗っかっていきました。
あとコミュニティーに参加した時に多かったのは、学生や若い世代の人が補助金や失業保険のお金をカードに費やしているのをよく聞きました。
ですから、3月から一気に上げて来たのも分かる気がします。
エントリーチャンス
ただこの下落もピーク時に手が出なかったようなカードが、射程圏内に入ってくるチャンスでもあります。
特にNBAはシーズンも終わり、焦点はNFLやドラフトにいきはじめているので、市場のエネルギーが弱まっている様子です。
来シーズンに向けてしっかりリサーチしたり、長期で保有出来そうな選手を探せるのは今が絶好のチャンスになってきます。
NBA 2021年の楽しみ
来シーズンで個人的に楽しみにしているのは、Brooklyn Netsのヘッドコーチにスティーブ・ナッシュが選ばれたことです。
ネッツはケヴィン・ドゥラントだけでも期待していましたが、ナッシュが入ってことでさらに采配とチームのプレイに、多くのニューヨーカーが期待しているはずです。
スティーブ・ナッシュ
ご存知ない人の為に説明しておくと、彼はHCとしての経験はないもののコンサルとしてウォリアーズに所属していました。
その間にステファン・カリーがMVPを獲ったのもナッシュが入った年、そしてケヴィン・ドゥラントもナッシュのアシストを受けていました。
下のツイートを見ていただいても分かるように、彼は移籍を称えられるほどチームに貢献していたレジェンドです。
Thank you for all your work and wisdom over the years.
— Golden State Warriors (@warriors) September 3, 2020
Best of luck, @SteveNash 👏 pic.twitter.com/aF8WpSJ7Bm
もちろん、ブルックリン・ネッツのファンからもウェルカムされています。
OFFICIAL: The Brooklyn Nets have named Steve Nash as the 23rd head coach in the franchise’s NBA history. pic.twitter.com/SG8OoN3a8g
— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) September 3, 2020
2021年は成績次第では現役ネッツの選手だけでなく、ナッシュのルーキーカードなどの価格に大きなスイングが期待できそうです。
ヴィンス・カーター
カナディアンのスティーブ・ナッシュも期待していますが、昔カナダのラプターズを盛り上げたヴィンス・カーターが2020年でリタイアされています。
このコロナの影響で彼の最後の試合が突然決まり、慌ただしくそしてあまり騒がれずに終わってしまいました。
知らない人の為に言うと、彼はNBA史上でも最長の22年間勤め上げた鉄人レジェンドです。
彼の1998年のルーキーカードは、まだまだ過小評価されていると思います。
所属チームがカナダのラプターズだったからか、それとも彼が優勝経験が無いからなのか、理由はわかりません。
ただもし彼が2021年のTop 75プレイヤーに選ばれれば、こちらも面白くなって来そうです。
ドラフト
最後に恒例のドラフトですが、2020年は11月18日に行われます。
2019年のザイオンのようにはならないと思いますが、最近は期待だけでも十分に値動きがあります。
個人的には、値動きの激しいモダンカードはなるべく控えているので、「もしも」チャンスがあればぐらいに留めておきます。
あなたがもし、始動を狙っていくのであれば今のうちに色々なシナリオを立てて狙っていくと、良いチャンスになると思います。
マーケットのタイミング
ここまで読んでいただいた人も「そうは言っても人気選手はまだまだ高いし、他にローコストで始められそうなチャンスないかな」と思うかもしれません。
ですので完全な個人的な主観なりますが、今のタイミングで注目しているところを紹介します。
ヴィンテージ
ヴィンテージもモダンカード同様に、2019年からかなり値を上げてきています。
それでも人気のモダンカードよりは、値段も値動きも低いのでエントリーしやすいはずです。
「ヴィンテージなんて誰が買うの?」と思われる人は、何人かEbayでお気に入りを付けて値動きだけでも観察されると良いですよ。
30年前のトレカブームにいた人達の大半は、以前より金銭的に余裕があります。
そして彼らのお金の行き先は、モダンだけでなくヴィンテージにも向かうので、その層からもチャンスがあるかもとみています。
下のグレード
現在はPSA10が完全にステータスになっていて、PSA9との差がかなり開いています。
そこでPSA10で20,30万超えているようなプレイヤーは、下のグレード狙いもありかと思っています。
下のグレードというのは、PSA9、PSA8やBGS9、BGS8.5のようなグレードです。
実際、先日1億8000万で取引されたヤニスのカードはBGS9.5でした。
PSA10だけがバリューあると思っている人も多いですが、実は下のグレードの方が上げ幅が高かったりするケースが多いです。
例えば、下のようなケースです。
人は大きな数字に目が行きがちですが、リスクとリワードをみれば「上げ率」を重視していく方がストレス少なくトレード出来ますよ。
サッカー
NBAやNFLだけでなく、サッカーは予定通りいけば2021年にEuro Cup、2022年にWorld Cupとネタが豊富です。
特にトレカの市場全体が底上げされてきているので、スポーツ人口の最も多いサッカーにもっと注目が集まると予想されています。
今はメッシなどの大型プレイヤーに集中していますが、NBA同様に徐々に現在のルーキー・カードの動きも大きくなってきています。
トレカもしっかりとリサーチをすれば、まだ開拓されていない選手も多いです。
あなたもこれからは、今はあまりトレカ市場で騒がれていないジャンルを狙っていくのも、チャンスがあるかもしれませんよ。
では今回は以上となりますが、もし今回の記事が少しでも役にたったという人は、別記事も読まれてみてくださいね。
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