【新常識】大麻の依存性のネタバラシをします【大麻ソムリエ】
誤解や嘘の多い依存性の知識。
本記事ではカンナビス(大麻)の依存性について、以下のような疑問や悩みについて解説していきます。
- 中毒性が高いですよね?!
- どんな症状に効果がみられるのか?
- なぜアメリカでは解禁ブームなのか?
本文では専門用語はなるべく使わずに、以下のことが分かるように解説していきます。
- 大麻の依存性について
- 今までに効果ががあった事例
- アメリカ解禁ブームの理由
最後まで読まれて、もし少しでもお役に立ちましたら他の記事も読まれてみて下さい。
依存性が高く、やめるのが大変でしょ?
”医学界として私たちができる最善のケア、マリファナ(大麻)を含む可能性のあるケアを提供しないことは無責任。”
サンジェイ・グプタ(脳神経外科医) 2013年CNNより
多くの人は、タイトルにあるように依存性が高く、すぐに中毒化すると考えます。
実際のところは、全体の5%の人だけが毎日使用しています。
その中には、医師からの医療大麻も含みます。約30%前後の人は、年間に10回以内の使用なのです。
もしあなたが、月1回お酒を飲みにいくようであれば、それと同じくらいのペースです。月1回のお酒では、アルコール中毒とは呼ばれないですよね。
そして止める時も以下のような、「一時的な軽い反応」があるだけです。
- 寝不足
- 食欲不振
- 落ち着きのなさ
このデータも、使用者が多いわりに報告されているケースがあまりにも少ないので、今のところ中毒や依存は大きな問題ではありません。
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依存症治療の医療専門家が、「依存症の可能性」を1-100点で評価する調査を行いました。
結果は以下の通りでした。
- ニコチン 99
- アルコール 81
- カフェイン 70
- マリファナ(大麻) 22
そして、よく他の違法薬物との因果関係も問われます。ヘロイン、コカイン、エクスタシーとの関係をみてみると、相関関係は時間と共に変化しています。
結果として今のオピオイド(モルヒネのような鎮痛剤)問題のような、 中毒のはじまり(Gateway drug)となるようなことはありません。
例:脳細胞
多くの人がカンナビス(大麻)の取り過ぎにより、記憶喪失を引き起こすと思われています。
1971年に発表された、「大麻は脳細胞を殺し、認知障害を引き起こす」というリポートは現代の科学で反証されています。
短期記憶、無関心などは全てが、「短期間のみ」というのが最近の研究から発表済みです。
“ほとんどの「乱用薬物」は神経新生を抑制します。 マリファナだけが神経新生を促進します。” XiaZhang博士
研究者はTHCが、神経発生として知られているプロセスを通じて、新しい脳細胞の成長を促進できることを示しています。
この効果はサスカチュワン大学の研究者によって、2005年に最初に発見されました。
解禁ブームの理由
ブームなっている理由はいくつかありますが、主に以下のような理由があげられます。
- 研究によって処方箋で補えない治療、改善が多く発見されている
- 娯楽も抑制されないと、ルールに従うようになる(犯罪が減少)
「医療部門」では本当に研究者の方々のおかげで、今までの誤解や未知のケアの方法が次々と発見されています。
たとえ科学的に証明できていないことでも、データではっきり「効果」がみられてきています。これは患者さんにとって、楽になれるのは嬉しいですよね。
「娯楽」の部分でもやっちゃ駄目!と言われると、どうしても人はルールを破りたくなってしまいます。
逆に「いいよ、でもルールだけは守ってね」、と言われるとルールを守る人が増えて、大麻関連の犯罪が減ってきているのが現状です。
すっきりレモン味の高濃度CBDグミ【RECLIA】依存性についてのまとめ
ここまで読んでいただいた人も、「別にいらないでしょ!」と思うかもしれません。
お酒と一緒で、多くの人にとっては必要不可欠なモノではありません。
ただ世界中で使用されている多くが医療目的だとしたら、考えも変わるのではないでしょうか。
今回のカンタンに分かりやすくまとめましたが、大麻の依存性に関してかなりの誤解があるのが、少しでもお分かりいただければ幸いです。
本記事では依存性・中毒性の部分だけを解説しましたが、他の記事の方で大麻の基礎知識についてまとめていますので、よかったらどうぞ。
今回は以上となります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Written by かゃな