【注目】大麻カルチャーが拡大|欧米からアジアへ【日本は出遅れ】
日本も将来、大麻文化が広がるのか?
大麻は医療用大麻と嗜好用大麻の2種類があり、医療用大麻は30カ国以上で治療に用いられています。
嗜好用大麻は主にカナダやアメリカで合法化がすすみ、国や地方政府に大きな税収をもたらしています。
アジアでは、日本と関わりの深い中国・韓国・タイが大麻文化をリードしていますが、日本に大麻文化は拡大するのでしょうか。
この記事は読み終えていただくと、以下の疑問が解決します。
- 世界の大麻情勢は?
- 大麻の期待されている効果は?
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EU・カナダからアジアへ大麻文化が拡大
第二次世界大戦後、旧ソ連+共産圏とフランスなどを除いて、1990年以降、健康志向の注目され始めたときにEUやカナダで大麻が合法化がすすみ、最近では世界各国で栽培が急増しています。
アジアでのリーダー
アジアでは、主に中国、韓国、タイで大麻文化が拡大しています。
- 中国では、衣料品向けに雲南、黒龍江省で大麻栽培が推進されており、黒龍江省の大麻栽培面積は約26,000haに及びます。
- 韓国では、美容と健康に良いとされている「ヘンプサウナ」(大麻サウナ)が全国50カ所以上に展開されています。2018年には、東アジアで初の大麻に由来する医薬品の輸入を可能とする、麻薬類管理法が改正されました。
- タイでは、2019年に医療用大麻が合法化され、伝統医療を守りつつ、医療観光産業の振興にも視野に入れるなど、アジアの中でも大麻産業が最も注目されている国の1つです。
日本の将来に大麻文化は拡大していくのか
「日本農書全集」には、日本の大麻栽培は1万年以上前にさかのぼるとされています。
その後、日本では当たり前のように大麻栽培が行なわれていましたが、戦後アメリカ政府が「日本に大麻栽培をさせるのは危険すぎる」の一声で、日本国内の大麻栽培は衰退していきました。
大麻の期待されている効果
しかし現在では、治療ではなく「大麻が効果あるとされているリスト」は以下になります。
- ガン
- 不眠症
- さまざまな痛み
- 嘔吐
- 関節炎
- てんかん
- 糖尿病
- 虚血性心疾患
- 認知症
- 自閉症スペクトラム
- うつ病
- 不安障害
- 統合失調症
- 炎症性腸疾患
- 多発性硬化症
実際に大麻から抽出できる「CBD」を製品としてオイルやクリームなどが販売されています。
今以上に改良が進んだCBD製品が開発されることを考えると、いずれかは大麻はもっと身近なものになるはずです。
現在では、健康志向で大麻を使う方が増えていますので、現行の法律の改正が必要です。
もしそのようなことがあれば、今後は日本国内で大麻栽培が復活し、農家、農村経済が向上することも期待できます。
まとめ
今回は、アジアの大麻文化が拡大するとともに、日本国内でも将来的に大麻文化が広がるのかについてご紹介しました。
アジアでも中国、韓国、タイが大麻文化をリードしていますが、日本国内でもCBDの製品は販売・使用されている動きが拡大しています。
さまざまな研究結果が出てくれば、今後日本でも大麻文化が進展していくことが十分に考えられます。
「大麻=悪いもの=違法なもの」ではなく、医療や健康志向の人から支持される時代ですので、日本でもいずれかは大麻が受け入れざる得なくなるでしょう。
その時に海外製品を「買わされる立場」に置かれないためには、できるだけ早く研究をすすめ、理解を深めていくべきです。
大麻を使った製品が使われることで、さまざまな症状・悩みを改善する時代はそう遠くはなさそうです。
この記事は以上となります。
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Written by もっちぃ