【CBD】ペットに良い効果ある?今までの論文から安全性を検証
大麻の恩恵はペットも受けられる?
人間への効果がわかってきたCBDですが、海外ではさらに、動物に対する効果についても研究が進められています。
家族と同様に大事なペットを「健康でいて欲しい」と願わない飼い主はいません。
しかし安全性は、とても気になるところでしょう。
この記事では、以下の疑問について解説していきます。
- ペットに対するCBDの安全性は
- 海外での成功事例などはあるのか
- 与えるときの注意点は
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国内安心最大の「CBDモール」ペットに対するCBDの安全性
ECSとは
哺乳類には、エンドカンナビノイド・システム(ECS)が備わっています。
ECSは、食欲や痛み、感情制御、免疫、発達、記憶など、健康を維持できるようサポートする働きがあります。
カンナビノイドは加齢とともに減少してしまいますが、CBDを補充することによって、病気を未然に防いだり、症状を緩和したりできるという訳です。
ペットへの反応
人への安全性についてはデータが揃ってきている一方で、ペットに対しては口コミにより、先行して商品が人気を集めてきました。
今では少しずつ、科学的な論文も報告が上がるようになってきています。
例えば健康なイヌとネコに対して12週の間、毎12時間のCBD投与で、安全性と副作用を評価する検証が行われています。検証の結果、血液検査や健康状態に異常は出ませんでした。
この事実によって、健康なイヌやネコであればCBDは有害ではなく、安心して与えられるという判断ができます。
しかしながら持病があるペットに対しては、さらなる長期的な安全試験と、検証データが必要だとされています。
海外での成功事例
アメリカでは関節痛に苦しむイヌに対する、CBD効果の研究が進んでいます。
例として変形性関節症を患うイヌに対して、4週間CBDオイルを与え続ける検証では、痛みの軽減と、イヌの活動量の増加という成果が上がりました。
ただ飼い主からは副作用は申告されなかったものの、血液検査では一部の肝臓・胆嚢関連の数
値に、上振れが確認されたといいます。
これについての要因はまだ分かっていませんが、他の副作用は報告されていないため、研究チームは同病のイヌに対する効果は「間違いない」と判断しています。
またイヌのてんかん治療に、CBDを使う研究も進んでいます。
てんかんは、脳内回路がうまく機能しないことによって起こりますが、CBDオイルの摂取で神経伝達を正常化し、発作を抑える作用が期待できます。
現にアメリカでの投与実験では、てんかんを持病に持つイヌの89%で症状の緩和が認められました。
これは人間用のてんかん薬も同様で、アメリカや韓国では既に認可されています。
その他にもCBDを配合したクリームは、皮膚炎や火傷などの症状緩和に役立っているといいます。
CBDは不安障害への効果も確認されており、ペットの鎮静、ストレス緩和にも期待できるでしょう。
CBDのペットへの与え方
ペットオーナーの人は、「ペットにはどうやって与えればいいのでしょうか?」という疑問がありかもしれません。
人間用にはクッキーやグミ、飲み物などの大麻エディブル商品がありますが、キシリトールや人工甘味料は、ペットには有害となりますので与えない方がいいでしょう。
ペットを飼っている方はご承知でしょうが、チョコレートも毒性があるためNGです。
また煙や蒸気を吸わせる方法もありますが、ペットの肺を傷つける可能性もあるため、これも避けたほうが良いです。
結論、CBDオイルで与えるのが一番カンタンでしょう。
理由はオイルは量をコントロールできますし、ドッグフードや水に混ぜることも可能で、ペットも抵抗なく摂取できます。
与える分量については、ペットで個体差がありますので、慎重に探っていきましょう。
一部では「多量摂取によって下痢や倦怠感を引き起こした」という報告があります。
またCBD投与の当初は、ペットの様子を注意深く観察し、少量ずつ分けて与えていきましょう。
効果がみられてるとはいえ、ペットの好みもありますからね。
日々、規則正しく投与することも、後から検証する際に役に立つ情報となります。
CBDをペットに与える際の注意点
CBDを始めてペットに与える時は、まず獣医に相談がベストでしょう。
他の薬との飲み合わせによる安全性の確認も、同時に行ったほうが懸命です。(ただCBDに関する知識をもったドクターが少ないですが念の為リストを貼っておきます。)
信頼できる業者であれば、サイトでオイルの成分表が記載されているはずですので、以下のポイントをおさえて一読しましょう。
- データが最新であること
- 農薬や貴金属、他の不純物が含まれていないこと
- THCの有無
安全性はCBDそのものより、「品質」で左右します。
海外製品では、ごく少量を含んでいるものがありますので、ペットによっては副作用を引き起こしかねません。
特に個人輸入される方は、何が書かれているのかを把握できるようにしましょう。
第三者機関、例えば「一般社団法人日本薬用植物研究推進協会」において検証の上、その安全が証明されているかどうかも確認出来ると安心ですね。
ポイントも貯まる、ペットも喜ぶ「ペットCBDモール」まとめ
本記事では、ペットに対するCBD投与について解説しました。
ここまで読んでいただいて「ちょっとまだ不安だなあ」という人は、当ブログの管理人であるのりあきまでお問合せください。
大麻業界はペットだけに留まらず、研究が現在進行系で進んでいるため、1年前の情報ですら古くなりますので、常に最新の情報をゲットしましょう。
これまでの論文と臨床の結果を見ていくと、非常に大きな可能性があることが分かってきています。
しかしながらペットの医療費用の高い海外においては、ペット用のCBDはまさに救世主になりつつあります。
今回は以上となりますが、もし参考になりましたら他の記事も読まれてみて下さいね。
212|自動車、ロードバイクが趣味のライターです。
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<参考サイト>
麻田製薬
https://cbd.co.jp/column/can-i-give-my-dog-cbd/
https://cbd.co.jp/column/cbd-pet-food-in-america/
MARITIME
https://maritime-cbd.com/blog/cbd-for-pets
INUMAVI
https://inunavi.plan-b.co.jp/cbdoil/
NATURECAN
https://www.naturecan.jp/blogs/education/
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Illustration by Freepik Storyset
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