by レイジーグーフィー

【亀石倫子】落選「クズ」弁護士に日本の大麻解禁に期待がかかる?

大麻

亀石倫子弁護士ってだれ?

最近、テレビでおなじみの「亀石倫子弁護士」をご存知でしょうか?インターネット上で、一時「クズ」と呼ばれていた異色の弁護士です。

大麻解禁への活動にも精力的に関わっており、活動履歴も他の弁護士とは異なる経歴の持ち主なのです。

この記事では、そんな何かと注目を集めている亀石倫子弁護士について、以下を解説していきます。

  • プロフィール
  • 活動内容
  • 大麻使用罪への反対の理由

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プロフィール

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亀石倫子弁護士とは

ではまず、亀石倫子弁護士のプロフィールからカンタンにご紹介していきましょう。

  • 名前:亀石倫子(かめいしみちこ)
  • 生年月日:1974年6月22日(47歳)
  • 政党:立憲民主党
  • 国籍:日本

亀石倫子弁護士は、1974年に北海道小樽市で生まれました。2008年に司法試験に合格し、2009年に大阪弁護士会に弁護士登録を行っています。

過去の主な担当事件は、下記の通りです。

  • 奈良県警GPS捜査 憲法違反事件
    主任弁護士
  • 風営法ダンス営業規制違反被告事件
    一審(地裁)・控訴審(高裁)・上告審(最高裁)とも無罪で確定
  • タトゥー彫師医師法違反被告事件
    一審(地裁)で有罪・控訴審(高裁)で逆転無罪・検察の上告も棄却され無罪確定

クズ呼ばわりしていた理由

では次に、亀石倫子弁護士が「クズ」呼ばわりしていた理由を解説していきましょう。

調べてみると、亀石弁護士が世間からそう呼ばれる最大の原因として挙げられるのが、「政治や国防に対して、理解していない状態で弁護しようとする」という事のようです。

政治情勢をきちんと理解していないうえで、「集団的自衛権」に対するコメントをした為、周囲から叩かれ「クズ」呼ばわりされていたようです。

個人的にはこれは日本独特の「男尊女卑」プラス「出る杭はうたれる」といったことも含まれている気がします。

今までの弁護士とは一線を画する活動経歴

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では次に、彼女が今までの弁護士と違う活動経歴をご紹介しましょう。

世間の目を引いた裁判

亀石倫子弁護士が一躍有名になった、世間の目を引いた裁判と言えば、「GPS捜査」の違法裁判です。

裁判所の令状がなかったのにも関わらず、GPSを使用した警察の捜査を最高裁判所が違法とした刑事裁判で、被告の主任弁護人を務めました。

警察の行った調査に対して「違法捜査を抑止する上で画期的な判断」と表現し、最高裁でみごと「無罪判決」を勝ち取ったのです。

この裁判により亀石弁護士は、一気にメディアにも取り上げられるようになりました。

選挙出馬・落選

亀石弁護士は、2019年の参議院議員選挙の大阪府選挙区で、立憲民主党から出馬しましたが、選挙戦では共産党候補よりも下回り356,177票で落選しました。

当選には、20万票ほどの積み増しが必要で、惜敗とは言い難い結果となったのです。

大麻使用罪反対のツイッターなど

亀石倫子弁護士は、日頃から大麻使用罪反対のツイッターをつぶやいています。

これは他の弁護士と比べると、やはり異なる活動経歴と言えますね。

大麻解禁への道

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それでは最後に、大麻解禁へ亀石倫子弁護士が行っている活動内容などをご紹介していきます。

大麻使用罪への反対の理由

亀石倫子弁護士が、大麻使用罪を反対する一番の理由は、日本と諸外国のギャップによるものと言えます。

諸外国が大麻を非犯罪化する流れになっている中、刑罰で抑える傾向の強い日本のやり方に、違和感を感じていると指摘しています。

近年では、日本でも薬物政策は「刑罰よりも治療」と更生・回復を支援する流れに変わりつつあります。その中で「使用罪の創設」は世界の薬物政策の流れに完全に逆行しているとしているのです。

正高医師など他の協力者たち

そして亀石弁護士の大麻解禁の活動へは、正高佑志医師など他の協力者たちも参加しています。

特に正高医師は、大麻の医療活用を推進する「日本臨床カンナビノイド学会」の理事として、厚労省に要望書を提出するなど亀石倫子弁護士と共に精力的に活動しています。

大麻使用罪創設反対の署名1万4761筆と意見書を提出し、亀石倫子弁護士と正高医師はいっしょに会見も行っています。

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解禁までの理想のプロセス

現在の日本において、大麻解禁への道のりは簡単ではないでしょう。しかし、亀石倫子弁護士は刑事事件と多く関わる中で、大麻による依存性や再犯率の低さを指摘しています。

覚せい剤などと違い、何度も刑務所を行き来する大麻使用者は少なく、普通の生活を維持している人が多いのが現状です。

亀石倫子弁護士は、このような状況を踏まえた上で「まずはSNSでの発信」をして、そこから署名という形で可視化することが大切だと考えています。

大麻取締法がおかしいという考えの人がいるという事を、実際の声として提出できる権限を持っている亀石倫子弁護士。

今後は厚労省が法案を国会へ持っていく際、反対の声をあげることで解禁へもっていこうと活動しています。

まとめ

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今回は世間では一時「クズ」呼ばわりされていた、亀石倫子弁護士について解説してきました。

亀石弁護士は、弁護士の中でも異端な存在ではありますが、日本の大麻使用罪反対への運動や、規制緩和などは彼女たちの活動にかかっていえるでしょう。

これからも女性として、そして大麻使用罪の反対者として、活躍されるのを楽しみにしたいですね。

今回は以上となります。

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Written by 橋本 幸恵