2022/01/22

【大麻価格】世界で最も高くor安く取引されてる場所はどこ？

大麻やCBDなどのカンナビスが、世界中で徐々にに解禁がすすんでいます。

この動きにつれ人々の「大麻草」への関心は若い層だけでなく、今まで封鎖され恩恵を受けられなかった高年齢層からも注目されています。

本記事では気になる「世界中の大麻の価格」を比較してみます。最後まで読みすすめていただくと以下の内容が理解できます。

では早速まいります。

世界のマリファナ（大麻）事情

マリファナは多くの国で合法であるアルコールに次いで、世界で最も一般的に使用されている向精神薬の1つです。しかし世界のマリファナの価格帯は、購入する場所や品質などの要因によって大きく異なります。

一般的に「大麻が合法な場所」での大麻の価格は、「隠れて購入されている場所」よりもはるかに低い傾向にあります。例えば中南米諸国のマリファナの値段は著しく低く、2018年現在パナマは1グラムあたりUS10.6ドル、ブラジルは0.25ドルです。

それに比べて極東諸国の葉っぱの値段はかなり高く、東京や日本は1グラムあたり32.66ドルでトップになっています。

ドイツの水耕栽培会社であるSeedoは、このほど「2018年大麻価格指数」を発表しました。

このデータは、国連薬物犯罪事務所（UNODC）から収集した情報をもとに作成されたものです。またSeedoによるこの調査の目的は以下の通りです。

調査の対象は世界各地の120都市が選ばれました。この中には現在大麻が合法、違法、一部合法である場所も含まれています。

同社は大麻を合法化することで得られる可能性のある、税収を算出するためにフレームワークを開発しました。大麻が合法化されている都市の大麻税と、タバコに課される税金を比較し、大麻が合法化された場合の税収を算出しています。

さらにこれらの都市における、1グラムあたりの大麻の価格を調査しました。

各都市の年間平均大麻消費量（トン）を、総人口・消費率・年間推定大麻消費量（グラム）を考慮した計算式で算出しています。その結果をUNODCによる「2017年世界薬物報告」に掲載された統計データと比較した。

以下はこの調査によって出された、世界で「最も高価な雑草と最も安価な雑草がある場所」になります。

マリファナはヨーロッパで最も一般的に使用されている薬物のひとつで、人口の約4分の1が何らかの形で使用していると言われています。

多くのヨーロッパ諸国では、個人で使用するために少量の大麻を許可しているところが多いです。一般的に、ヨーロッパの大麻に関する法律は少し曖昧で、大麻の価格も国によって様々です。

フランスでは、1,000人以上のサンプルによると、中～高品質の大麻1オンスの価格はUS 226ドル前後になります。これがポルトガルでは、同じ品質の大麻が約300ドルです。

英国では大麻の栽培、流通、所持は基本的に違法とされています。先進国の中ではめずらしく、未だに従わない者に対しての厳しい罰則と法的措置が待っています。

一般的に英国における中～高品質の大麻の価格は、サンプル数9,780によるとUS 256.33ドル前後です。ロンドンでは1オンスの最高級ケム・ドッグの平均価格は約343.50ドルです。

オーストラリアでは大麻は主に違法ですが、法律は州によって異なってきます。全体として、オーストラリア人の約半数が大麻の合法化を支持しています。

5,043人のサンプルによる1オンスの大麻の平均価格は、約US 300ドルです。

米国では大麻の合法化の流れが主流となっています。現在19の州で娯楽用大麻の使用が、36の州で医療用大麻の使用が許可されています。

しかし大麻の値段は、州によって大きく異なります。

181658のサンプル数から計算すると、1オンスの高品質な大麻の平均コストは約US 318.9ドルになっています。中品質の大麻1オンスの値段は一般に256.13ドル前後で、これは186001人のサンプルによるものである。

残念ながらアジア全域で大麻は合法ではなく、大麻の使用に関する法律は国によって異なります。

最近の調査によると、大麻はアジアで最も高価であり、東京では大麻1グラムがUS 32.66ドル前後で取り引きされています。

今回はざっくりと、世界の大麻価格についてまとめてみました。

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