【CBD】気になるダイエットへの効果は!?【大麻ソムリエ】
新世代の健康法|CBDはイコライザー
こんにちは、大麻ソムリエのかゃなです。
CBDが美容・健康などの分野で話題になっています。
しかし継続的にこれらを摂取して肥満になる事はないのでしょうか、もしくはダイエット効果は期待できるのでしょうか。
結論からいうと、CBDはどちらにも働く「イコライザー」のような働きが報告されています。
ここでは「CBDとダイエット(体重)の関係性」に関してお伝えしていきます。
エビデンスを交えて紹介していきますので、ぜひ最後まで読まれてみて下さい。
CBDで肥満になることはある?ない?
エビデンスを交えて解説
色々な美容・健康作用が期待できるということで、CBDが以前よりもさらに注目されるようになりました。
実際、CBDを体験してみたいと感じている人も少なくないようです。
まずCBDには安眠・リラックス作用などがあり、そちらで注目されていました。
そのためダイエット効果に関する情報はあまり多くありません。
実際「CBDで肥満になるか否か」についてのハッキリとしたデータは存在しません。
CBDにはエンドカンナビノイドシステム(ECS)にアプローチする効果があります。
ECSは人体に最初から存在する調整機能であり、特に痛み・気持ち・免疫機能などをコントロールしてくれます。
そのため臨床分野においては、「精神疾患や炎症性疾患に関するCBDの作用」についての研究が積極的に行われています。
食欲とCBD
「食欲」は精神面と密接に関係しているとされています。
ただし、CBDを摂取することで食欲が落ちたという人もいれば、むしろ上がったという人もいるため、今のところ両方のエビデンスが存在していると言えます。
ある動物テストでは、カンナビノイド類(CBDを含む)を投与することで「ラットの食べる量が落ちた」、そして「CBDを14日間連日注射したことでラットの体重が落ちた」という結果が出ています。
しかし小児てんかんに関する臨床研究においては、「研究対象となった人のうち、約3割の人の食欲が上がった」という結果になりました。
またそれとは別の、ドラベ症候群(てんかんの一種)を対象とする臨床テストでは、いずれも「好ましくない現象」として、食欲減退と食欲アップのどちらともが見られました。
さらに、CBDユーザー約2400名を調査したところ、約6.4パーセントの方が「むしろお腹が空きやすくなった」と回答しているようです。
まとめ
ヒトを対象とする臨床テストに関して、CBDの影響で体重がアップした、もしくはダウンしたという検証は行われていません。
そのためCBDについては、今のところ「人が使った場合、確実に痩せるとも、確実に肥満になるとも言えない」というのが結論となります。
ですが、いずれにせよ「食欲に関与する」という事はまず間違いないのではないでしょうか。
食欲に関しても、減退・増加のどちらも報告されていますから、確かな事は言えません。
ただ報告だけを聞いていると、「減量が必要な人は減り、体重が必要な人は増やせているケース」をよく耳にします。それはまるで人が健康になるのをサポートしているようです。
減退・増加の両方に関しても「軽いものである」という報告が存在しますので、危険性も低いと考えることができます。
CBDに期待できるダイエット効果とは?
「明確なエビデンスがない」という事実はありますが、「CBDにはダイエット効果が期待できると認識されている」ということも確かです。
詳しく見ていきましょう。
CBDが代謝を上げる
先述の通り、CBDにはECSに働きかける作用があります。
そしてECSには、ミトコンドリアの働きをコントロールする能力が。
ミトコンドリアには、人体が活動するためのエネルギーを生成する役割があり、細胞一つ一つにミトコンドリアがあります。
ミトコンドリアが衰えると、ヒトは活発に動けなくなります。
CBDがミトコンドリアをコントロールすることで、エネルギー生成が活性化し、代謝が上がると見られています。
これにより、ダイエットがしやすくなる事でしょう。
CBDが褐色脂肪細胞をサポートする
「褐色脂肪細胞」と「白色脂肪細胞」という2タイプの脂肪細胞が存在します。
両者の働きは大幅に違っており、「カロリーを摂りすぎることで脂肪が溜まる」というプロセスを司っているのが白色脂肪細胞で、「脂肪を燃やす」のが褐色脂肪細胞です。
ちなみに、「ミトコンドリアが集中しているため褐色に見える」という事から、褐色脂肪細胞と名付けられました。
ミトコンドリアがカロリーを熱に変質させ、消費するため、「脂肪が燃える」という現象が起きます。
実際「CBDの働きにより褐色脂肪細胞が元気になった」という、細胞実験における研究データが存在します。
つまり「褐色脂肪細胞を活性化させることで、ダイエットにつながる可能性が高い」ということです。
そしてCBDが褐色脂肪細胞に働きかけてくれるのでないか、と見られています。
CBDがインスリンの生成を抑える
CBDと糖尿病には深いつながりがあるとされています。
まずは、「糖尿病とインスリンの関係性」を把握しておきましょう。
インスリンとは
食事をすると血糖値がアップします。
血糖値が高いまま維持されると、色々な合併症(動脈硬化など)のリスクが上がりますから、人体は血糖値をコントロールしようとします。
その役目を担っているのがインスリンです。
インスリンはホルモンの一種であり、膵臓が生成しています。血糖値が上がると、インスリンがたくさん生成されます。そして、運動不足や食べ過ぎによって体内に存在するカロリーが多くなると、血糖値をコントロールするためにインスリンが大量に生成されてしまいます。
「インスリンが盛んに生成される状況」が継続すると、インスリンが生成されても血糖値がダウンしにくくなったり、インスリンの生成量が下がったりする恐れがあります。
これが「2型糖尿病」であり、色々な合併症を招きます。
またインスリンは、血糖値を落とすにあたって、「血液に含まれる糖分を、脂肪に変質させて、身体の中に蓄積させる」という働きも見せます。
これには「糖分を蓄積させて、飢餓に備える」という意味合いがありますが、言うまでもなく肥満の原因になり得ます。
ダイエット
まとめるとダイエットを行うにあたっては、
「インスリンが出過ぎないようにすること」と「血糖値を制御すること」が特に大事であると言えます。
さて、「糖尿病などの代謝性疾患患者4700名をターゲットとする研究」において、CBDの材料である大麻の摂取と、腹囲サイズとインスリン生成のつながりに関する調査が行われました。
そして「大麻を使っている人は、使っていない人よりも、お腹が空いているときのインスリン生成量が16パーセント少なく、腹囲も細かった」というデータが出ています。
- 「大麻以外のファクターが関係しているかもしれない」
- 「大麻に関しての研究であり、CBD自体の調査ではない」
上記のような事があるため、「CBDにはインスリンの生成を抑える作用がある」と言い切ることはできません。
しかし、CBDにはインスリンや血糖値を制御する働きが『期待できる』とは言えます。
CBDダイエットのやり方は?
自分を整えるCBD
ではダイエットをするにあたって、CBDをどのように使っていくべきなのでしょうか。
ある30歳の方は、ストレスの影響で体重が180キロにまでなってしまい、減量に挑戦しても運動を継続することができなかったそうです。
ですが知人のアドバイスによりCBDを使い始めたところ、不安とストレスが軽減されて、ダイエットに関するモチベーションが上がりました。
CBDオイルを食事の60分前に使うことで、食欲も制御できるようになりました。
ある29歳の方は、小さい頃から太りやすかったそうです。
小さいうちは親御さんが気を配っていましたが、大学生になってから運動習慣・食事習慣が乱れてしまいました。
CBDの使い方
しかし、ダイエットの一環としてCBD(スポイト式)を使うようにしたところ、代謝の向上や食欲の低下を実感するようになりました。
少量からスタートして、半月程度で自身にとってベストな量を見つけたとのことです。
CBDオイルは、基本的に「舌の裏に数適たらす」というやり方で摂取します。
飲料に混ぜても構いません。
ほとんど無いですが、副作用のリスクはあるので飲み過ぎは厳禁です。
少しずつ量をアップさせていき、自身にとってベストな量を探ってください。
万が一何らかの異常が起きたのであれば、すぐに摂取をやめて医療機関に足を運びましょう。
また現在たくさんのCBD商品が出回っていますが、最初は「信用できるものを選ぶ」ことを第一にしてください。
その上で、用法用量を厳守して使用を継続しましょう。
今回のまとめ
どのようなダイエットに関しても言えることですが、コツコツ続けてこそ効果が出てくるというものです。
数日で目に見える変化が発生する事は、まずありません。
あれば逆に危険です!
「CBDはあくまでサポート役である」と考えつつ、運動や食事の見直しなどにも継続的に取り組んでいきましょう。
今回は以上となります。
【副作用あり】あまりCBDに頼りすぎない効果的な使用方法とは?
Written by かゃな