by レイジーグーフィー

ハワイでCBDは合法違法!?知っておくべきこと【初心者向け】

CBD (日)

まずはルールを覚えておきましょう

CBDの効能が注目されていますが、なかでもハワイではどのような立ち位置にいるのか、気になっている人もいるのではないでしょうか。

そもそも大麻自体はハワイでは違法なのでは?と思っている人もいると思います。

そこで本記事では、以下の疑問にお答えしていきます。

  • マリファナとヘンプの違いは?
  • ハワイのCBD大麻事情は?

一言に大麻といっても、合法になるケースもあれば、違法になるケースもあります。

ハワイに住んでいる人はもちろん、旅行でハワイに行く機会のある人も含め、ハワイのCBD事情について抑えておきましょう。

合法だと思いこんでいて、実は違法だったなんてことのないように、海外で大麻を使うときは事前に知識をしっかりと身に付けておくことも大切です

ではここから分かりやすく解説していきます。

もし最後まで読まれて気に行った人は、別記事もよまれてみてください。

CBD・THC説明

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CBDもTHCもどちらも、大麻草などに含まれている「カンナビノイド」のことをいいます。

基本的にはとても似ているものになるのですが、原子配置の構造の違いによって、体に摂取したときに得られる効果が大きく異なります。

大麻草に含まれるTHC(テトラヒドロカンナビノール)の成分が0.3%以下のものを「ヘンプ(産業用)」と呼び、0.3以上のものを「マリファナ(医療用)」としています。

ハワイでは、ヘンプの分類になる大麻草は合法として使用できます。

ただしマリファナの分類になると、医療用として使用する分には合法ですが、嗜好品としての利用はまだ違法の扱いになります。

CBD・THCを深堀りしている記事はこちらです。

同じ大麻草でも2つの作用

産業用のヘンプはあくまでも「リラックス作用」をもたらすものになります。医療用のように強く作用するものではありません。内因性のカンナビノイドを活性化させ、日々のストレスはもちろん、精神的な不安定やうつなどの大きな精神面の問題にも働きかけるといわれています。他にも、鎮痛作用やかゆみの緩和、炎症の緩和などにも効果が期待できます。

医療用のマリファナは、強い精神活性作用をもたらす特徴があり、カンナビノイド受容体のCB1に自ら働きかけます。このCB1は脳の中に広く分布しているため、より作用が強く出てしまい影響を与えられるのです。精神的なハイの状態になりやすいのですが、このCB1はCB2とも相互作用する特徴があります。CB2は末梢神経・免疫細胞などに分布しており、鎮痛作用や、鎮静作用、食欲の増進、睡眠などに働きかけるとも言われています。

THCの含有量が少ないヘンプは、さまざまな製品に姿を変えてハワイでも使われています。

CBD製品はもちろんのこと、食品や化粧品などに使用されることもあります。

ハワイで違法となるCBDの使い方(禁止されていること)

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現在ハワイでは、CBDやヘンプを薬として販売したり「栄養補助食品」として販売したりすることはできません

ハワイでは嗜好用大麻が認められていないので、産業用のヘンプがとても注目されており、CBDを使用した商品が次々に発売されています。

食品はもちろん、スキンケアや入浴剤、オイルなどにCBDを含めたものもあります。日本でもCBDが広がりつつありますが、アメリカの方がはるかに充実しています。

ハワイには医療大麻を扱う薬局がある

ハワイには医療大麻を取り扱う薬局「ディスペンサリー」が承認され、医療大麻を手に入れるのも比較的簡単になりました。

実際にハワイでは2017年に医療大麻の販売が解禁になり、鎮痛作用を求めて購入する人もいます。

大麻に関しては、嗜好品として合法化する法案が、ハワイの上院を通過しています。今後下院を通過すれば、大麻に関しての考え方も変わっていくのだと思います。

ハワイでは以前大麻が合法化されていなかったこともあり、近年目まぐるしく変化しているといっても過言ではありません。

ハワイのCBD表記には注意

日本ではCBD自体が、まだ知名度も低く知らない人もいると思います。

ハワイに行って、合法だからと安易に手を出して、実は違法だったなんて問題が起きてしまう可能性も十分に考えられます。

例えば日本では、CBDの購入に年齢制限が厳しくないですが、アメリカでは18歳以上とされている州がほとんどです

そしてCBDと記載してある商品も、いざ蓋を開けてみるとTHCが含まれており、危険なものだったなんて話を聞くこともあります。

なぜかというと、アメリカではTHCの含有量が0.3%以下ですと「ヘンプ」とみなされるからです。

THCを含むCBDを日本に持ち込んでしまうと、麻薬取締法違反になり逮捕されてしまう可能性もあります。

ハワイでは大麻を持ち歩かない

ハワイでは医療用のマリファナカードを所有していると、最大4オンス程度のマリファナの所有を認めています。患者さんは最大8オンスまでの大麻を、購入できます。

ただし1オンス未満を分解してバックのなかに入れていると、配布する危険性があると判断してしまいます。

医療用大麻を必要としている人のなかには、持ち運びを考える人もいると思いますが、ハワイでは十分に注意する必要があります

公共の場に行くときなどは、できる限り必要な分を密封容器に入れて車のトランクなどに入れる工夫をするのをおすすめします。

ハワイでは大麻を配送するのは、許可されていませんので注意してくださいね。

まとめ

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まとめますと2021年4月の時点で、ハワイではCBDは合法ですがマリファナは違反になります。

現在は嗜好品としての大麻の使用は認められていませんので、ハワイでは安全なCBDを楽しみましょう。

アメリカでは州ごとにルールが違いますので、ハワイならでの禁止事項もあるからこそ、事前に確認しておくことも大切です。

最後に日本にCBDを持ち込む際などは、必ず「最新の」ルールを事前に確認しておきましょう

今回は以上となりますが、お役に立ちましたら別記事も読まれてみて下さい。

Written by 野みかん