【ヘンプシード】大麻から取れるスーパーフード?!徹底解説します
葉っぱ・茎・花いがいの大麻、「麻の実」
一般的にヘンプ・マリファナ(大麻)というと、葉やつぼみが注目されがちですよね。
本記事では、意外と知られていない大麻の一部「麻の実」について解説していきます。
「大麻の一部」ときくと、多くの人が以下のような疑問をもつと思います。
- そもそもヘンプシードって何?
- ほんとうに実の部分でも安全なのか?
- 健康上の利点はあるのか?
もし最後まで読み終えていただくと、以下が分かるようになります。
- ヘンプシードの特徴と安全性
- ヘンプシードとヘンプオイルについて
- ちょっとしたレシピ
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スーパーフード「ヘンプシード」とは?
大麻から採取できるが合法
大麻と聞くと「違法な植物」というイメージを持つ人が多いと思います。
私も以前はそうでした。
しかし、ヘンプシードというのは日本語にして「麻の実」のことを指す言葉であり、実は私たちが一度は口にしたことがある七味唐辛子に入っている香辛料の一種となっています。
このような一般に流通する麻の実というのは発芽がしないよう加熱処理がされており、栄養価の高い「八穀」の一種として現在では様々な健康食品などに利用されています。
現代人のかたよった食生活を改善させるスーパーフードとして近年、注目を集める食品として認知されるようになりました。
世界中で注目され、国連でも承認済みの麻の実
スーパーフードとして世界で注目を集めている理由として、ヘンプシードはスーパーフードと定義される要件をすべて満たしているという特性があります。
理由は、以下の2つの基準を併せ持つためです。
- 一般的な食品よりも栄養価が高い食品であること
- 食材としての用途と健康食品としての用途を満たす
これらは私たちが食べ慣れている納豆などの発酵食品と似ているのではないでしょうか?
ヘンプシードオイルは日本ではまだスーパーフードとして広くは知られていませんが、欧米諸国を中心として人気を集めている食品となります。
その理由の一つとして欧米諸国では大麻が解禁になっている国が増えていることにより、麻の実をスーパーフードとして食すことの抵抗感が少ないという理由もあります。
「世界一長寿な村」と国連ユネスコに認定された中国南部・江西省チワン自治区では、毎日、麻の実が食べられているという事が報道されスーパーフードとして注目されるようになったのです。
CBDオイルとヘンプシードオイルの異なる効能
麻から採取できるオイルには主にCBDオイルとヘンプシードオイルの2種類があります。
ちがいは抽出される箇所が異なります。
CBDオイル
CBDオイルはTHCと呼ばれる向精神作用を引き起こす成分が含まれていない麻から微量に抽出された後に、ココナッツオイルやオリーブオイルと混合するという製法で作られています。
CBDオイルの効能として、気分を落ち着かせたり睡眠の質を改善させる効果が期待できます。
摂取方法としてはリキッドを蒸発させて吸い込む方法や、数滴からスプーン一杯の量を直接飲み込むことで効果的にCBDが摂取できます。
ヘンプシードオイル
その一方で、ヘンプシードオイルは麻の実を圧搾し、麻の実の栄養素をそのままオイルとして抽出したものであり、栄養素が豊富に含まれる健康食品という部類になります。
その栄養は理想の必須脂肪酸バランスで「オメガ6:オメガ3」という3:1の割合で含まれており、鉄分、亜鉛、マグネシウムはスプーン3杯程度で成人が一日に摂取しなければいけない栄養素を補うことができます。
これは植物脂の中では類を見ない天然バランスのスーパーフードとして和食や洋食などの料理にも良く合い、美容にもつながる亜鉛、マグネシウムなどのミネラル栄養素も豊富に含んでいます。
ヘンプシードで得られるメリット・デメリット
デメリット
デメリットではないですが、味がナッツ系なので、嫌いな人は気になるかもしれません。あとは大体小さい粒なので、歯につまりやすいことです。
ナッツ全般に言えることですが、多く食べ過ぎるとおなかが緩くなるということもありますので摂取量には注意が必要です。
理由はメリットでもある、不溶性食物繊維を多く含んでいるという特徴があるためです。
メリット
ヘンプシードを摂取することで得られる一番のメリットとしては、良質なたんぱく質や必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでいることです。
栄養素を手軽に摂取することが可能なことはもちろん、不溶性食物繊維が非常に豊富でカラダに良いメリットを与えてくれるという事です。
ヘンプシードをオイルではなく、実やナッツを摂取することで便秘の解消や腸内環境を整えるという効果が期待できます。
驚くことにヘンプシードにはさつまいも7倍もの不溶性食物繊維を含んでいるために便秘の解消や、整腸効果によって大腸がんを初めとした病気の抑制にも効果が期待できるメリットがあるのです。
ヘンプシードを活用した日本食レシピ
ここまで読んでいただいた人も、「どんな料理に合うの?」と思われるかもしれません。
ヘンプシードとヘンプシードオイルは日本食はもちろん、洋食にも合うという理由で食材の付け合わせとして欧米諸国を中心に人気になっています。
ヘンプシードオイルはクセが無く、サラダのドレッシングの隠し味として、トッピングとしても美味しく頂けます。
召し上がる直前に冷奴やお味噌汁などにひとさじ程度加えるというのが、栄養素を破壊せずにいただけるオススメの召し上がり方です。
逆にフライパンなどでサラダ油の代わりにヘンプシードオイルを使用してしまうと、オメガ3脂肪酸が酸化してしまうので、加熱調理には向きませんので注意が必要になります。
ヘンプシードはサラダに直接振りかけてもおいしくいただけますし、一番のオススメは「白米にヘンプシードと塩を入れて混ぜ合わせる」という食べ方です。
これらの調理法は、ナッツやごまのような感覚で食べることができるために、違和感なく美味しく頂ける食べ方です。
ちょっと試してみようかなぁと思われたら、以下が個人的に愛用している商品ですので、ぜひ試してみて下さい。
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ヘンプシードオイル(有機麻の実油) 250ml オーストラリア産 ヘンプフーズジャパン
今回は以上となります。
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Written by かぁな