【必読】「大麻という農作物」を読んで【消された真実】
今回は日本に住む我々全員が、絶対に知っておくべき事実が述べられている「大麻という農作物」という本を紹介させてください。
まず皆さんは大麻についてどのような知識、イメージをお持ちでしょうか?
ほとんどの人は大麻が違法薬物に認定されている危険な植物という認識で悪いイメージをお持ちかと思います。そこで本記事では以下の疑問を解決していきます。
「え、大麻は昔から危険なものとされてていたんじゃないの?」
「薬物である大麻が日々の生活に使われていたってどういうこと?」
専門用語はなるべく使わずに解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。では早速まいります。
大麻が禁止になった時
そもそも大麻が違法薬物と認定されたのは、日本が第二次世界大戦敗戦に敗戦しGHQが統治を始めてからです。実に75年前後だけなのです。
そしてその時に教科書が書き換えられ、それまでの日本と大麻の歴史は闇に葬り去られてしまいました。我々は正しい知識を知らずに、ただただ言われた通り大麻をただの違法薬物と認定してしまっているのです。
今回ご紹介する「大麻という農作物」という本では、いままでの誤解を説いてくれました。この本のなかで日本の歴史上、どのように大麻が生活に関わっていたのかを詳しく解説してくれています。
その中でも個人的に目を引いたのが「大麻が衣食住の全てで活用されていたこと」と「大麻と神道との関係性について」お話します。
大麻についてまったく何も知らない人にとっては、びっくりすることがたくさん書かれている本ですので、ぜひ頭を柔らかくしてご覧になられてください。
衣・食・住と大麻
まずは「大麻が衣・食・住の全てで活躍する植物」だということをお話していきます。
衣
皆さんは大麻の繊維で洋服をつくることができることを知っていますか?
現在は麻という単語だけで毛嫌いされそうですが「ヘンプ」と聞くと馴染みがあると思います。 昔はもっと多くの人が麻素材の洋服を着ていました。
僕も何着か持っていますが非常に着心地が良く汗がべたつかないので夏に重宝しています。麻が素材の洋服を売っているお店で最初に思い浮かぶのは「MUJI」ですね。
最近ではLIVI’sのジーンズやNIKEのスニーカーにも使われています。ぜひ興味のある人はググってみてください。
また別の用途では麻の繊維で網を作ることができるので魚を捕獲したり野菜を収穫する際に大活躍していました。
食
続いて大麻の種は食べることができ、七味唐辛子の中にも含まれています。最近ではヘルス思考の人がサラダに入れるトッピングとして、またはスムージーなどにも使用されています。
一説では大麻の使用ではなく所持が違法とされているのは、それが理由だと聞いたことがあります。
尿検査などで大麻の成分が検出されても、七味唐辛子を食べたからという言い訳ができるからだそうです。
初めて聞いた時は、さすがに屁理屈すぎるから嘘だと思ったけど、まんざらでもなさそうです。
住
最後に麻の茎なのですが、昔の日本では建築素材として利用されていました。僕も大麻を育てたことがあるので知っていますが、大麻の茎は非常に硬くて頑丈です。
茎は必要ないのでいつも捨てていましたが、建築素材に使えるとは非常に驚きでした。最近ではヘンプコンクリートやプラスチックなど混ぜると、強度があがることが分かっています。
上記の通り大麻は昔から、日本人にとっても「衣・食・住」で大活躍していた重要な植物だったのです。
このように麻は吸ってハイになるためだけの植物ではなく、様々なことに利用できるまさに万能の植物なのがお分かりいただけると思います。
神道と大麻
続いては「大麻と神道の間の関係性」についてになります。神道とは皆さんが初詣や何か祈願する際に訪れる、神社の基となる宗教です。
その現代に生きる私達にも馴染み深い神道の中で、大麻は穢れを浄化する神聖で非常に重要な植物とされています。
違法薬物とされる大麻が、神道の中ではそのように扱われていることを信じれない人もいると思います。しかし神社に関するもので、非常に多くのものが麻を原料に作られています。
神社の中で最も有名な神社の中の一つである、
- 伊勢神宮で作られるお札
- 祈祷の際に穢れを取り除くために使われる祓串
- 聖域を守るために使われる縄
などなどその他数多くのものが麻が原料に作らています。そして神道の中で穢れを浄化するというワードが出てくれば、絶対に大麻が登場します。
また神道とは別の宗教ですが、インドで一番信仰者の多いヒンドゥー教の中に出てくるシヴァ神という神様がいます。この神様は大麻が大好きで、シヴァ神には大麻をお供えする文化がインドにはあるそうです。
このように神聖な神道という枠組みの中だけでも、大麻との関係性が見て取ることができます。日本人は法律で違法とされているから大麻は危険であるというけれど、大麻と密接に関わっている神社には何も知らずお祈りをしに行きます。
神社には皆行きつつも、大麻を所持して捕まった人は総攻撃されます。
僕はそのような日本人の姿を見て虚しさやもどかしさなど何とも言えない感情に襲われます。無知ということは非常に悲しいことであるなと思いました。
最後に
今回は「大麻という農作物」という本を紹介してきましたが、いかかだったでしょうか?上記したような「大麻と日本の強い結びつき」について知らなかった人も多いかと思います。
あくまでも今回紹介した内容は本全体のほんの一部分にすぎず、他にも面白いことがたくさん書かれています。
あなたの大麻に対する興味の有無にかかわらず、日本に住む皆さん全員に「大麻に関する正しい知識」を持ってもらいたいです。ですので、もしこの記事をキッカケに皆さんに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
僕はこの本を通して日本と大麻の関係性を知り、そこから今我々が生きる社会には目には見えない闇が存在していることを知りました。
皆さんもこの本を通して大麻は違法だから危険だ、というふうに言われたことを言われた通り受け取るのではなく、しっかりと物事の裏側の真実を読みとる力を養ってほしいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Written by TM