CBD効果が感じられないのは、理由があります【認定コンサル】
効き目がないのでなく、効き目の違いです。
「CBD試したけど、いまいち効果が感じられなかった」が、1番よく聞くフィードバックです。
ですので本記事は「CBDにちょっと失望した人」用に、以下のCBDの悩みや疑問にお答えしていきます。
- 摂取してもCBDの効果が感じられないのか
- なぜTHCをとりいれないのか
もし最後まで読み終えていただくと、以下の理解が深まります。
- CBDだけではダメな理由
- CBDの良い部分
専門用語はなるべく使わずに解説していきますので、気に入ったら別記事も読まれみてくださいね。
日本最大のCBDモールは「Rakuten」CBDだけではダメな理由
まず本題に入る前に、CBDとTHCの主なちがいを一言にまとめます。
- CBD 非精神活性化作用 -国連、EU承認の成分
- THC 精神活性化作用 -取り扱いは違法
(2021年2月時点)
CBD・THCに対するもう少し詳しい説明は、こちらをどうぞ。
CBDだけでは効果が感じられない理由
私もはじめてのCBDは、あまり効果が感じられませんでした。
それもそのはずでCBD、THCはそれぞれを単体で取るよりも、一緒に取ることでそのポテンシャルを十分に発揮するからです。
その効果をアントラージュ効果といいます。
オレンジOrange
例えばオレンジを想像してみてください。
オレンジの栄養価というとビタミンCを想像すると思います。
でもオレンジには他の栄養素の「葉酸、カリウム」などがあります。
いってみれば「CBDだけ」というのは、このうちの一つを取り出しただけなのです。
確かに単体の栄養素だけでも良いものですが、すべて成分が合わさった時の栄養価にはかなわないのと同じようなことです。
ミュージックMusic
もし上の例で分かりにくければ、バンドのミュージックを想像していただくとピンッとくると思います。
例えば、良い腕利きのドラマーがいたとします。
彼のドラムだけでも素晴らしい音楽ですが、それに良いギタープレイヤーが入ったらどうでしょう。
おそらくもっと素晴らしい音楽になり、違うレベルで音楽が楽しめるようになるはずです。
アントラージュ効果のまとめ
このようにアントラージュ効果とは主にCBDとTHCがお互いの効果を表し、同時にお互いの足りない部分を補います。
CBDだけで効果が感じにくかったり、逆にTHCだけでは不安、過敏になったり、短期記憶喪失がありうります。
CBDとTHCと一緒に取ることによって、お互いの足りない部分を補って、たすけあう作用となるのです。
ですので特にTHCの経験者にとっては、CBDだけでは恩恵を感じにくい人もいるのです。
THCだけではどうなるのか
1980年代に、THCだけの単体の分子で作られた合成THCがアメリカのFDAで承認されました。
アメリカ政府はこれを「スケジュール3」に設定して、患者さんに推奨していました。
スケジュール3というのは、危険度を表す数字で身近なところでいうと、弱い鎮痛剤やテステトロンと同じカテゴリーになります。
政府はこの合成THCを推奨していましたが、患者さんからの評判はわるくほとんど役割をはたせませんでした。
まとめると、「THCだけ」というのも同じようにあまり効果的ではないのです。
なぜ医学生さえもカンナビスについて学ばないのか
習わない理由
結論から言うと、以下の通りです。
- 膨大な時間がかかる
- 研究費用を誰も出したくない
アメリカや多くの地域で、長いあいだ大麻に関する研究が違法とされてきた為に、科学的な証拠が不十分なことが多いです。
特に「毒科学」に属する大麻の研究には、相当な費用がかかることから製薬会社、教育機関が長期にわたるリサーチに踏み切れていません。
ある研究者は、「今ある処方箋の50-80%は大麻に置き換えられる」と語ります。
ですのでアメリカの多くの州で行われている大麻解禁への反対運動は、製薬会社から多くの資金がながれこんでいます。
行き違いするTHCの効果
THCを含む大麻による影響は、現代の健康管理のモデルに適合していません。
一般的な「くすり」というと、病気を治すことだと思います。
大麻による健康促進は、少しユニークなアプローチになります。
例えば、記憶の忘却です。
多くの人は大麻を使用すると「記憶喪失になる」といいますが、Mechoulam教授(イスラエル)はこう語ります。
「忘却は、心的外傷後ストレス(PTSD)のような病気を治療するために重要なのです。」
大麻は、患者が痛みを伴う記憶を取り除くのを助けるのに、役立つことが知られています。
ベトナム戦争やホロコーストの生存者に残る、患者の人生を変える悲惨な出来事の記憶を、効果的に根絶することを示しています。
そしてこれは他の薬ではできないのです。
同じことがほかのトラウマや神経症、恐怖症、そして痛みにも当てはまります。
このように大麻には、「人の心身の痛みを退けて前に進もうとすること」を、サポートしてくれる役割があるのです。
CBDだけでも良いところはある
ここまで読んでいただいた人も、「やっぱりCBDだけでは、効き目うすいのか」と思うかもしれません。
THCなどの研究は任せて、現時点で活かせる「CBDだけ」のちからをかりて生活に活かしていきましょう。
CBDの良い点だけにフォーカス
CBDだけでも、以下のような症状にベネフィットが報告されています。
- けいれんを和らげる
- 食欲を増進
- 鎮痛剤
- 吐き気を軽減します
- 不安を軽減します
- 睡眠補助
- 筋弛緩薬
- 酸化防止剤
CBDが使われる理由
海外では医療、健康目的でのCBDの利用が多いですが、CBDはもち運びして喫煙や飲酒の代用としても活用されています。
「ハイ」になる効果がなくても、十分に人の暮らしに役立つ要素がたくさん秘められています。
長いあいだ封印されていたので研究がおくれていますが、これからはもっと活躍できる場が広がっていきそうです。
ポイントも貯まる「楽天CBD」今回のまとめ
最後のまとめとして注意しておきたいのは、だんだんと何でもかんでも「ヘンプ・CBD」になりつつもあります。
ただのブームに流されてほんの少しの成分だけ配合して、謳っている商品も増えてきているのも事実です。
実際に使われてみて効果がなければシェアして、そのような商品のせいでカンナビス(大麻)の悪いイメージが広まらないようにしたいですね。
今回は以上となります。
もしこの記事が参考になったという人は、他の記事も読まれてみて下さい。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Written by のりあき
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