CBDで「キマる」のは本当ですか【結論:ハイにはなりません】
CBDを勧められても成分や効能・効果が分からないと、以下のような不安がありませんか?
- 大麻のようにキマることあるのかなぁ
- マリファナのようにハイになってしまうのかぁ
結論からいうとCBDで「キマる」ことはありません。
いわゆる大麻(マリファナ)と違って、精神高揚作用をもたらす「THC」という成分が含まれていないからです。
今回はCBDの効果や使い方、摂取方法などを分かりやすくカンタンに解説します。使用する際の注意点も紹介するので、ぜひ最後までお付き合いください。
CBD(カンナビジオール)でキマることはない
最初にお伝えしましたとおり、「CBD」でキマることはありません。
大麻(マリファナ)のように精神高揚作用がなく、「ハイ」になりません。なぜキマることがないのか、いくつか理由を解説します。
大麻のような精神高揚作用はなくハイにならない
CBDは主に、産業用ヘンプに含まれている成分です。乱用や依存といったリスクはほとんどなく、安全性が高いことから欧米ではすでに医療目的で使われています。
一方で大麻草に含まれる成分の一種「THC」は精神高揚作用があり、いわゆる「ハイ」な状態におちいり、俗に「キマる・ブリる」状態になります。
CBDもTHCも同じ麻からとれる成分ですが、効果や安全性をもたらす作用がまったく違うことを覚えておきましょう。
ただし海外では大麻が合法になっている国が増えているため、THCを含む製品もあります。ほとんどないと思いますが、個人輸入される場合は注意が必要です。
THC が入っていると違法
日本では精神高揚作用がある「THC」を法律で規制しています。国内で使用したり、使用目的で所持したりすると罰せられます。
ただし厚生労働省が定めた大麻取締法では、下記のように明記されており、産業用ヘンプの成熟した茎や種子から抽出されたCBDは合法であることがわかります。(2021年3月現在)
第一条 この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル) 及びその製品をいう。 ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の 種子及びその製品を除く。(昭二八法一五・平三法九三・一部改正)
引用:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=81108000&dataType=0&pageNo=1
CBDと大麻(マリファナ)との違い
CBDと大麻(マリファナ)の違いを処理方法、効果・効能の違いから解説します。
同じ植物から抽出されるが処理方法が違う
主に産業用ヘンプの茎と種を用い抽出されるのが「CBD」です。
茎部分はご存知の通り、衣類や布製品などに使われる繊維がとれます。また種子部分は、脂肪分・タンパク質が豊富で「麻の実」という食品として扱われています。
たとえば身近ですと、七味唐辛子にも含まれています。茎や種には精神高揚作用がないことから安全性も確認されています。
効果・効能の違い
THCには陶酔・食欲覚醒・筋弛緩といった精神高揚作用があり、気分がハイになります。一方CBDは、医療的な観点から以下のような効果が期待されています。
- 抗不安
- 抗炎
- 抗けいれん
- 神経保護
- 安眠
WHOの報告によると、「CBDには健康に対して有害なことはなく、医療用途として複数の効果・効能がある」と発表されています。
WHO:CANNABIDIOL(CBD)Pre-Review Report
https://www.who.int/medicines/access/controlled-substances/5.2_CBD.pdf
CBD(カンナビジオール)の基礎知識
ここからはCBD(カンナビジオール)の効果や使い方・摂取方法、用途について解説します。また気をつけるべき副作用や使用上の注意についてもお伝えします。
他のCBDの効果
CBDの効果として、他にも以下のような医療的効果も報告されてきています。
- ストレス緩和
- リラックス効果
- 睡眠障害
- 不眠症改善
- けいれん
- てんかんの緩和
また最近では、禁煙効果や美肌効果を得られることも分かってきています。
CBDの使い方・摂取方法
使い方をざっくりご紹介いたしますね。
- オイル、クリームなら直接皮膚に塗ったりスキンケア用品に混ぜて使ったりできます。
- カプセルはサプリのように飲んだり、アイソレート(粉末状)は食べ物や飲み物に混ぜたりすることも可能です。
- リキッドなら電子タバコのように吸引して使用します。
CBDの副作用
CBDは医療用としては、まだまだ発展途上と言えます。
大麻のようにキマるのでは?と、未だに抵抗があるひとが多くいるからです。
人によって体質が異なるため、CBDの反応も違ってきます。
副作用については、よほど大量に摂取しない限り毒性がないので、許容する範囲ないで適切に利用することが大切です。
CBDの注意点
CBDは大量に摂取しても、大麻のような中毒性はありません。ただし常用している医薬品やサプリメント、その日の体調によって異なってきます。
気になる人は念のため、飲み合わせや併用についてショップの店員さんやカンナビス・コンサルタントに相談してみましょう。
正しい知識で上手に利用することが大切
ここまででCBDという成分は日本でも合法で、危険性の少ない成分であることをお伝えしてきました。CBDには大麻に含まれる「THC」が入っていないので、精神高揚作用のキマるといったこともありません。
そしてリラックス効果やストレス緩和効果があるので、睡眠の質がよくなるといった事例も多くでてきています。海外では大麻(THCを含む)が合法化がすすんできてますので、個人輸入される方は注意が必要です。
もしCBDに興味が湧いてきた方は、信頼できるブランドのアイテムから上手に利用してみてください。
今回は以上となります。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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Written by みほ