【新アップデート】大麻産業とNFTの関係はどうなっているのか？
NFTという言葉を耳にするようになってきたと思いますが、多くの人はそれが何なのかを「スラッと」説明できる人は非常に少ないです。
NFTはブロックチェーンプラットフォーム上で動作する、デジタル資産の一種です。暗号通貨と似ていますが、大きな違いは単に売買するだけでなく、他にもさまざまなつかい道があることです。
本記事は読み終えていただくと、以下に詳しくなれます。
- NFTが大麻業界をどのように変えつつあるのか？
- 将来的にどのような意味を持つのか？
つい1年前まで何も知らなかった私が、誰にでも分かりやすく解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
NFTとは？
まず現在NFTの最もエキサイティングな点は、大麻産業にも大きな革命を起こせる可能性があるということです。
執筆している現在2022年の10月アメリカでは、年始めから大きく取引額が大きく減少しています。値崩れしてバブルがはじけてしまったようにみえますが、個人的には「過熱しすぎた価格が落ち着いてきただけ」のように見えます。
繰り返しになりますがNFTは、物理的なものを表現するために使用できる「デジタル資産」です。
互換性がなく最も一般的に取引されているのは、アートやコレクティブです。アーティストはNFTを屈指して作品をオンラインで販売し、人々は彼らのキャリアを「応援するため」に作品を手に入れます。
NFT自体は10年以上前から存在しましたが、やっと最近になって注目をされてきました。
ブロックチェーンを用いた有名なプロジェクトの1つに「CryptoKitties」というのがあります。プレイヤーはデジタル化された猫を売買できるゲームで、ユニークな使用例からセンセーショナルなブームを巻き起こしました。
2017年には50前後の種類しかなかったNFTも、2022年現在ではゆうに100万種類をこえる作品が存在します。
これだけ市場の価格がこわれたのに、未だに多くの人が欲しがる理由はカンタンです。それは自分の好きなアーティストの作品に触れられつつ、同時にお金を稼げるチャンスがあるからです。
NFTと大麻の関係
NFTと大麻の関係は、以前からいっしょに発展してきました。すでに産業内で購入できるNFTも存在します。色々な用途に利用されますが、特に適しているのが消費者との「ブランドロイヤリティー」です。
それは種から製品の販売までのサプライチェーン全体を、把握することが現実にすることです。製品を安全に追跡する方法を提供でき、なおかつ最高品質であること、そして規制基準を満たしていることが保証できます。長い間一貫性のなさや、品質管理の問題に悩まされてきた大麻業界にとって、これは画期的なことです。
またNFTは製品ごとにデジタル指紋を提供するため、偽造のリスクも抑えられます。これは消費者にとって大きなメリットとなり、注文した商品を確実に手に入れられるようになります。
これまでNFTの最大の利点は、銀行や政府などの第三者機関を介さずにユーザー間で譲渡できたことです。現在2022年はすべての取り引きを政府が監視できるような動きになってきています。
それでも大量な書類や規制に煩わされることなく、取引したい人にとって便利なツールです。世にでまわる紙幣の代わりに暗号通貨を使用することで、手数料が抑えられるのも人気の理由になっています。
今、市場に出回っているものは？
NFTは単にNUGSをもじったものではなく、アイテムを収集したり取引するための革新的な方法です。独断と偏見で、気になるプロジェクトをピックしてみました。
ディードオブザワールド（Deeds of the World）https://mobile.twitter.com/deedsoftheworld
【追記】執筆中に失踪してしまいました。改めてNFTの「リスク」について学びました。。。
従来の財産や不動産が物理的な場所に縛られているのとは異なり、ディードオブザワールドはデジタル資産で、ゲームのような設定でプレイヤー間で取引することができます。
このデジタルアセットを作成することで、プレイヤーはカスタムアバターや特別なアイテムなど、ユニークな方法で収入を得ることができるようになりました。
受動的収入型NFT（キャッシュフローNFT）https://www.infostor.com/nft-projects/best-passive-income-nft-projects-2022-guide/
キャッシュフロー型NFTが市場に登場し、大麻業界を変えています。これらのNFTは、受動的な収入を生み出す複数の相互排他的なNFTをセットに投資するように設計されています。運営に携わることなく、大麻業界に関わることができる素晴らしい方法です。
クリプト キャナビス クラブ（Crypto Cannabis Club） https://www.cryptocannabisclub.com/
CCCはユーザーが自分の財布に大麻の株を保存して取引できる、NFTプラットフォームです。またAPIを使用して好きなように変更することができます。その上物理的な統合も行っており、好きな系統のDNAが入ったステッカーも販売しています。
420 キャナビスコレクション（Trulieve）https://opensea.io/collection/trulieve-420-for-all
TrulieveNFTの大麻コレクションは、製品を使用する多様な文化への賛辞です。このコレクションには歴史にインスパイアされたものから、現代文化における大麻の使用を称えるものまで、さまざまな作品が含まれています。
大麻業界におけるNFTの未来は？
最後は大麻産業におけるNFTの未来はどうなるか考えていきます。言い換えれば「今後、数年の間にこの技術で何を期待できるのか？」大麻産業におけるNFTの未来は、多くの可能性を持っています。
web3やブロックチェーンゲームなどの分散型アプリケーションの登場により、ユーザーはブロックチェーンネットワーク上の仮想オブジェクトと、これまでにはなかったような方法でインターラクションできるようになりました。
このため今後は毎年のように進化する大麻産業において、NFTは不可欠な存在になるでしょう。
例えば製品や在庫を追跡する方法として、NFTを採用する企業がますます増えていくでしょう。前述の通りNFTを導入することで、商品や在庫の管理が容易になり整理整頓がしやすくなります。
またNFTを利用したロイヤリティ・プログラムも普及しそうです。これは顧客の忠誠心に報い、再来店を促すための素晴らしい方法です。
そして商品の購入からあらゆる寄付も含まれる、NFTを利用した取引も増えていくでしょう。
まとめ
大麻が世界中で受け入れられるようになるにつれ「NFT」も業界でより一般的になってきます。オーバーヘッドのコストを削減し、大麻取引のより効率的なエコシステムを構築することで、消費者はより身近に適切な製品を手に入れることができるようになりました。
まだまだ課題はありますが、この技術は大麻産業において大きな可能性を示しており、将来的には大麻産業の痛手を軽減するのに役立ちます。
NFTは大麻の共有と取引に新しい方法を提供することで、大麻業界を変えようとしています。まだ初期段階ですが生産者や薬局、消費者にとって価値あるツールであることがすでに証明されています。
大麻産業に興味がある方、NFTがどのように変化しているかに興味がある方は、この技術に注目してみてください。大麻業界の未来に、大きな役割を果たすことは間違いありません。
Edited by のりあき