【水溶性CBD】トレンドは水にも混ざる水溶性になるのか?
加熱するCBD市場の次のトレンドをうらなう
2021年になってCBD産業もやっと落ち着いてきた感じがあります。
「これからのトレンドは?」と考えている人には、今回ご紹介する水溶性CBD(Water Soluble)がおもしろいかもしれません。
CBDに関して、以下のような疑問や悩みをよく耳にします。
「CBDオイルは、味がイマイチだなぁ」
「飲み物のしては種類が少ない!」
「2021年移行のCBDのトレンドは?」
この記事は最後までよんでいただくと、以下が理解できます。
- 現在のCBDマーケット
- 水溶性CBDのメリット、デメリット
- これからのCBD業界の行方
専門用語はなるべく使わずに解説していきますので、もし気に入ったら別記事も読まれてみて下さい。
現在のCBD市場
CBDオイル
現在のCBD市場の9割以上がオイルベースの商品です。フレーバー付きのものもありますが、その多くが「草っぽい」味になっています。
そして当然ですが、水と油は混じりません。
一般的に他のマーケットで商品化されるには脂質のものより、水性のものの方が使われやすいです。理由はカンタンで「混ざりやいから」です。
2020年までのCBD市場では、オイル・ティンクチャー・ベープ・トピカル(塗る物)が主流でした。これらはすべてオイルベースです。(比較はコチラを参照してください)
最近になって大きなサプライヤーが、もっと扱いやすい水溶性のCBDの生産に力をいれています。
「マズい!」
CBD独特な匂いや味が、苦手な人も多いと思います。私もはじめは、「草っぽい」味が苦手でした。あの苦さがいいという人もいますし、嫌な人はベープなどで吸って摂取しますよね。
では次に水溶性のCBDがどのようなものかを、説明していきます。
水溶性CBDとは
無味、無臭
基本的には無味、無臭となります。
具体的には従来の脂質からさらに手を加えて、水に混ざりやすくした麻抽出物です。
主に、タイプは以下の2つです。
- 液体ベース
- 粉末ベース
乾燥した粉末ですと溶けるというより、水の中で「分散する」といった感じです。ですから「混ざる」といったニュアンスがぴったりだと思います。
液体ベースでは、水に完全に溶けるものとそうでないものが存在します。なぜならば、生産者が加工する時の工程が違うからです。
現在は溶解度を高めるためにさまざまな方法が使われていますが、中には有害な物質をつかうものも存在しますので、気をつけなければなりません。
メリット・デメリット
「デメリットは何かありますか?」とおそらく多くの人が考えると思います。
唯一あげるとすれば、それは生産コストです。
現時点では従来の油よりも、水性にするのに高度な技術が必要なため、今のところは生産コストが高くなっています。
そこを克服できれば、オイルベースよりも水ベースの方が可能性は広がりそうです。
理由は主に、以下の2点です。
- 水ベースのほうが商品に加工しやすい
- 人間の体は脂質より、水ベースのほうが吸収しやすくできている
もし体内に同じ量のCBDを吸収させるには、脂質CBD場合はより多く摂取しなければならないのは事実です。
今後のCBD市場の予想
水溶性CBDの可能性は飲料製品だけにとどまらず、溶解率からみると市場に出回るすべての種類に適応できます。
なぜならカプセル、ソフトジェル、ティンクチャーなども、水溶性の方がより強い効果が期待できるからです。
まとめ
ここまで読んでいただいた人も、「じゃあ、これからはどうなるの?」と思われる人もいるはずです。
これからも引き続きオイルベースのファンは根強いと思います。理由はコスパの良さとリアル感(麻臭さ)からです。
CBDオイルも色々なフレーバーや香りのものが出てきてはいますが、私の周りでも「やっぱりオリジナル(麻)」という人も多いです。
ただCBD市場はいまだかつてない、市場の拡大を続けています。
水溶性の登場によって、確実に現在のマーケットに活気がつき、飲料業界も加わればさらに加速するでしょう。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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Written by のりあき