【トレカ】米スポーツのトレカとは？投資としてのやり方【現在と展望】
スポーツトレカ、なう
こんにちは、ノリアキです。
本記事はトレカ投資に対する、以下のような疑問や悩みのある人向けに執筆しています。
- そもそもゲームトレカでない理由は？
- なぜスポーツカードにブームが来そうなのか？
- 具体的にはどういうものからスタートしたら良いのか？
突然ですが、下の１９８６年に作られたマイケル・ジョーダンのカードはいくらでEbayにリストされていると思いますか？
本記事を最後まで読み進めていただくと、答えと以下のようなことが理解出来ます。
そしてもし興味が湧いてきましたら、別記事も読み進めて下さいね。
執筆している私はアメリカ滞在１０年を超え、スポーツトレカ本場から活きた情報を発信しています。トレカへの投資は、NYSE上場企業でエグゼクティブをしつつ、実投資を行っています。
本記事はトレカ投資での、利益や価格上昇を保証するものではありません。投資する際は事前に、リサーチやリスク管理しながら行って下さい。
なぜブームが続きそうなのか？
現在のトレカのブームはゲームだけでなく、スポーツでも起こっています。
世界中で１番盛んなサッカーはもちろん、最近はバスケットボールへの人気が高まっています。
NBAでもインターナショナルな選手が増えてきたことも、バスケ人気の底上げになってきています。
以下のような要素も、トレカブームが終わらない理由として考えられます。
これらを解説していきますね。
インフレーション
まずは以前の記事でも解説しましたが、世の中の通貨の供給が増えるとコレクションなどへもお金が流れ、歴史的に見ても価格が上がりやすい傾向にあります。
趣味の延長から始まっていますが、着実に参入者が増えているのはEbayなどのオークションサイトへの出品数が物語っています。
参入していない人からすると、紙のカード１枚が１００万円もするのは理解に苦しくと思いますが、お金の供給が増えると世の中全体で価格上昇します。
インフレに関しての記事は、コチラです。
ポケモンなどの前例
１９９６年１０月２０日に最初にポケモンカードが発売され、２０１６年には発売２０周年を迎えました。
以来ゲームトレカの人気も、相変わらず止まらない勢いですよね。
ご存知ない人の為に付け加えると、ポケモンのトレカはちょっと珍しいと数十万、超レアになると百万代も出てきています。
個人的にはゲームトレカにはほとんど興味がなかったので、調べたのはスポーツのトレカに興味を持ち始めてからでした。
ゲームカードはレア度でかなり左右されますが、スポーツのトレカは基本となるベースカードの値も低くないのが特徴です。
それだけ需要があることになります。
NBA、NFLなどの成長
アメリカではMLB（野球）のトレカの歴史が長く、３０年前のブームの立役者でした。
今回のサイクルは前回と違い、スポーツのジャンルも増えて参入者の数も圧倒的に多いです。
現時点ではNBAの勢いが強いですが、NFL(フットボール）MLB(野球）追随してくるのも時間の問題になってきています。
そして以前のブームとの一番の違いは、テクノロジーだと思います。
インターネットのおかげで、２４時間場所も関係なく取引出来るようになったのは、ここ１０数年です。
ただのブームというよりは、新しいスタンダードになってきているようです。
現在のマーケット
下が私が参加していた、数日前のトレカのコミュニティでの会話です。
１人のエキスパートがいろいろなトレカに対するコメントをするのですが、これは６歳７歳の子供がいる母親からの質問でした。
親世代・子世代
今子供たちと、一緒にポケモンに見てトレカに投資しているけど、これからはどうしたらいいと思う？
もしポケモンに投資するなら、一緒にテレビ見て勉強したほうがいいよ。しっかり勉強すれば、バケーションにも行けるし将来の大学の費用の足しにもなる。今のうちに子ども達にも取引を見せておいて、５−１０年後は彼らが取引出来るようになるよ。きっとあなたより上手にね 笑。
この会話からも勉強して取り組めば、立派な資産として保有出来るようになってきているのが分かると思います。
今はちょうど親世代にカードブームを体験している家庭も多く、子が最近のもの、親は自分が子供の頃に見ていたカードに関心を持っている人達も多いようです。
UFC
そしてご存知の人も多いと思いますが、UFC(格闘技）がここ１０年でメージャーに仲間入りしました。
今までは格闘技というとボクシングがズバ抜けていましたが、試合数の少なさや素人にはとっつきにくかったと思います。
ただアメリカでは柔術（武道）ファンが増えたことも手伝って、UFCは一気にメージャーになってしまいました。
トレカの方は数は少ないですが、人気選手カードは普通に５０万円前後で取引されるようになってきます。
人気カードは以下のような選手達です。
ヴィンテージ
ビックプレイヤー（マイケル・ジョーダン、ジャック・ニクラウス、モハメッド・アリなど）のヴィンテージカードはすでにコンテンポラリーアートと同じような扱いになってきています。
さすがに１０００万円を超えるカードですと、趣味を超えて「プロ」の目と決断が必要になってくると思います。
若者だけでなく、こういうハイエンド（高額商品）なカードの取引が世間の注目を集めています。
これからの展望
ここまで読んでいただいた人も、まだちょっと不安があるかもしれません。
アメリカも景気が回復するのに時間はかかると思いますが、トレカへの投資は明るい未来を運んでくれそうな要素が多いです。
ですので最後は、これからの展望について解説していきます。
シーズン目前
2020-2012年度のNFL（フットボール）のシーズンが、目前に迫ってきています。
NBA（バスケットボール）は全体的に上がってきているので、NFLファンも黙っていないと思います。
今まではクオーターバック（QB)の人気一辺倒でしたが、これからはランニングバック（RB)やレシーバー（RV)といったポジションも注目が集まってきています。
アメリカンフットボールをあまりご存知ない人の為に付け加えると、QBはフットボールを投げる花形ポジションで野球でいうところの「投手」といった感じのポジションです。
そしてRBはボールを抱えて後ろから勢いよく走っていくパワーの必要なポジションで、RVは比較的長いパスを走りながらキャッチするポジションです。
オールドマネー
現在の価格の押上げは、古くからのトレカファンと若い世代の人が多いです。
ただもう少し火が付いてくると、離れたいた人（中年期）も戻ってくるはずです。
それをマーケットではオールドマネーなんかと呼ばれていますが、要は子供でなく大人のお金ですので額が大きくなってきます。
子供の時よりは今の方が経済的にも豊かですので、ここからの押し上げはかなり期待出来そうです。
２０２１年
最後にどのプロスポーツも、２０２１年頃にはフルに観戦出来るようになってきそうです。
そうなると、さらにカードへの関心も高まってきます。
一方でリスクなのは、あまり勉強せずにマーケットに飛び込むことです。
今のこの状態からカード市場が壊滅して、全てのカードの価値がゼロ０になるシナリオは浮かんできません。
しっかり学んで将来の為に、積み上げていきましょう。
答えあかし
最後に冒頭で紹介した、マイケル・ジョーダンのリスティングを載せておきます。
これからは、こういったアートクラスのカードがゴロゴロ出てくるかもしれませんね。
ざっくりですが、６０００万円です。
家買うかマイケル・ジョーダンにするかといった感じです。
ある意味、必ず値下がりする住宅より「上がる確率高い」カードの方が投資的には懸命かもしれませんね。
値引き交渉も可能かもしれませんので、興味のある人はぜひリンクから連絡してみて下さいね。
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では今回は以上となります。