by レイジーグーフィー

【投資始める】日本人に教えない米スポーツトレカとは?【トレカ】

その他

ブームに乗り遅れないためのガイド

こんにちは、ノリアキです。

本記事では、同じトレカでもスポーツのトレーディングカードについて解説していきます。

おそらく多くの人が、「アメリカのスポーツトレカブーム!」と聞いてもこんな疑問がわくと思います。

初耳の人
初耳の人
  • トレカにスポーツのがあるの?
  • 実際どうやって取引するの?

もし本記事を最後まで読んでいただいて、ちょっとでも面白そうだなあと思われましたら、ぜひ別記事も読み進めて下さいね。

本題に入る前に、あなたはいつの時代にも日本にはなかなか情報がいかない、投資があるのはご存知ですか?

例えば、以下のようなものです。

  • 約10年以上前には、石油の掘削に関する投資、税金控除
  • 米大統領選挙の前後に起こる、銃の弾丸のトレード

ごく一般に出回るいわゆる「投資」とは、ちょっと呼びにくいものです。

要はやってる人があまり言いたがらない、おいしい取引が多々あるということです。

このスポーツトレカのトレードも、その1つになるかもしれません。

執筆している私は米滞在10年超え、NYSE上場企業2社でのエグゼクティブを経験しています。スポーツ好きから始まり、ここ数年はスポーツトレカへの投資を積極的に行いスポーツ観戦を楽しんでいます。

スポーツトレカへの投資は、価格の上昇や利益を保証するものではありません。マーケットの値動きやリスク管理は、各自責任をもって行われて下さい。あくまでも本記事では趣味の延長での、スポーツトレカを解説していきます。

米スポーツトレカ事情

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以前はユニフォームやスニーカーといったグッズが、空前のブームとなっていました。

子どもたちは朝から店の前に並び、こぞってスニーカーを買いあさっていました。

ある人はコレクションとして、ある人は他州まで買付にいきトレード目的で今も多くのグッズが取引きされています。

ここ数年で一気にスニーカーが売られ、そのお金がスポーツトレカに流れ込んでいます。

理由はいくつかあります

  • 80年代のスポーツカードのブームの中育った人達の子供が、ブームを形成している。(親もうれしい)
  • スニーカーなどよりも買いやすいし、保有しやすい。
  • 1年目のルーキーZion Williamsonのカードが数百万円まで上がり、他にもこのような価格上昇に期待が集まっている。

近年ではジャスティン・ビーバーのポケモンカードのコレクションを代表に、絵画などのアートと同じような感覚で収集されています。

リスクと報酬

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スポーツトレカのトレードは投資としても成り立ちますが、あくまでも趣味の延長であることを忘れないで下さい。

そしてどのマーケットも、上昇下降を繰り返します。

スポーツトレカも同じく景気後退時には流動性も枯渇し、価格は低下する可能性は十分にあります。

他の投資と同じように各自勉強やリサーチをして、マーケットをしっかりと理解してから始めて下さい。

投資戦略

大きく分けて、この4つに絞れます。

  1. 長期投資
  2. 短期投資
  3. コレクション
  4. 【番外編】ギャンブル

1.長期投資で考える場合は、世代を超えて活躍するプレイヤーに注目していく必要があります。1シーズンだけ活躍したプレイヤーというより、生涯にわたり結果を出して行けそうな選手になります。コストは高くなりがちですが、リスクは低くなってきます。

2.逆に短期投資で勝負したい場合は、早ければ数日、数週間、一年未満の所有などもあります。その場合には長期の場合より選手、マーケットなどをより理解している必要があります。例えばデビュー当時は注目度が低かった選手が、移籍と同時にはなを咲かせるケースもあります。逆に監督が変わっていきなりペースを乱したりと、様々な要素が取引の価格に影響してきます。

3.コレクションは極端に言えば、マーケットでの値段に関わらず「持っていて楽しめる」期待の選手になってくると思います。カードを持っていて試合を観戦すると、その選手の活躍も違った目線で楽しめるようになってきます。

4.【番外編】でギャンブルをのせたのは、スポーツ賭博と比較してカードの方がリスクが低くプレイ出来るからです。スポーツ賭博はその日の試合の「勝った負けた」もしくは「何点以上スコアした」などにお金を賭けます。それよりはカードの方が値動きや需要の動きも低く安定しています。

リスク

主に、考えておかなければいけないリスクは、以下のようになります。

  • プレイヤーの怪我:1つの怪我、欠場、成績低迷。この辺のリスクは未然には防げませんので注意が必要です。
  • 偽物のカード:アートや他の業界と同じようにこのリスクもあります。販売者のレビューやお客さんの声などもリサーチが必要です。
  • シリング(価格操作):売り手が通常よりも高い値段で入札したりして、不正操作してくる場合があります。規制がないので自分で見極める必要があります。
  • 詐欺:マイナーな会社を通して売買される場合には注意が必要です。次章にお勧め購入先をのせておきます。

まとめ

とにかく、始める前のリサーチが重要です。

あなたがもし超有名選手しか知らないようであれば、1.長期投資や3.コレクションがお薦めです。

あまり隣の芝生は気にせずに、コツコツ経験を積み上げていきましょう。

実際の買い方については、こちらの記事でご覧になれます。

カードの種類と見分け方

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まずは見分け方

人によって好みは違いますが、大まかに以下のような点に注目します。

  • 手名 初めは好きなプレーヤーから、いない人は聞いたことがある有名な選手からリサーチしてみて下さい。
  • シーズンの年度 できればルーキー(新人)の年が1番分かりやすいです。もしくは選手が移籍後に活躍した場合、人気が出たチームのユニフォーム着ていることも好印象です。
  • カード会社名 リーグごとに何社かありますが、初めはとにかくよく見かける会社のものからスタートしましょう。
  • カード番号 同じ選手、同じ年度、同じカード会社から何種類ものカードが出てきます。それを番号で見分けられるようになっています。

こちらでも、もう少し詳しく解説しています。

カードの種類

初心者が覚えておきたいのは、以下の種類になります。

  1. ルーキーカード(新人選手)
  2. セット
  3. ボックス
  4. サイン付き
  5. ジャージパッチ付き
  6. インサート(挿入物)

1.その名の通りプレイヤーにとって、一生に一回のルーキーシーズンです。多くの場合ルーキーカードから高く売れていきます。コレクターの人としてはルーキーカードから全部集めたいというのが本望になってきます。補足としてルーキーではないのですが、移籍後のチームでの最初のシーズンも比較的高く取引されやすくなっています。それもチーム、選手の活躍によってかなり変化してきます。

2.このセットというのは、ある年の同じ会社から出たカードをセットで一式そろえることです。例えば2000年は記念なので一式全部そろえたいとか、コレクターによるこだわりの中でも人気なのが一式買いです。

3.ちょっとしたゲーム感覚で、どのカードが入っているか分からない「ホビーボックス」というのがあります。すぐに開けてカード取り出すのもいいですが、密封したままとっておく戦略もあります。特に大物ルーキーが来たシーズンの密封されたままのものは値上がりするケースが多いです。

4.サイン付きの場合はカード会社が選手に支払うコストがありますので、どうしても高くついてしまいます。選手次第ではありますが、需要は常にある種類になります。

5.プレイヤーのジャージパッチが付いてくるのですが、それが必ず高くなるということではありまん。通常使用されたジャージは契約された会社のみになりますので、予約販売などプレミアになるケースもあります。

6.インサートはカード会社によって、様々な挿入物を入れることによって目を惹かせます。ラメが入っていたり、選手をスーパーヒーロー仕立てにしたり様々です。どれが価値がありそうかは、作られる枚数などを調べるとアイデアが湧いてくるはずです。

各カード会社でリサーチすることも出来ますが、買う前に大手ならPSAのリポートで確認出来ます。

カード会社名

とりあえずは、この3社の名前をよく見ることになります。

主なカード会社
  • Panini パニーニ
  • Topps トップス
  • Upper deck アッパーデック

格付け会社(グレーディング会社)

格付け会社がカードのコンディションを、数字で表してくれています。

今のところ、下の3社がメージャーなプレイヤーになります。

主なグレーディング会社
  • PSA
  • BGS
  • SGC

初めての人は、最初はPSA社の「PSA 10」から始めると分かりやすいです。

現在マーケットで、もっとも信頼される称号です。

慣れてきてからBGS、SGCとリサーチされるのが無難でしょう。

カードの購入先5選

  1. eBay:売買するのに最も分かりやすいと場所になります。
  2. comc.com:セットものを好きなコレクターに好まれるサイトです。
  3. stockX.com:スニーカーが多いですが、カードも扱っています。
  4. Facebook group、Instagram:情報を手に入れたり、販売者との関係を築いていくのに適しています。
  5. カードショー(コンベンション):年に何度かのイベントに出向いて知識を得たり、掘り出し物のチャンスもあるかもです。

興味のある人は以上の情報だけでもスタート出来ますし、少額からスタートされ「学びながら取引される」とより一層理解が深まるはずです。

将来の米スポーツトレカ

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結論として、スポーツトレカのトレンドはまだまだ続きそうです。

その1番の理由に、お金の供給(マネーサプライ)があります。

歴史的にみてもお金の供給と共に、アートなどのコレクションの値段は上がり続けています。

「生活に必要なもの」ではありませんが、長いスパンでみても株式投資よりもパフォーマンスが良いのも事実です。

中国、東南アジアの方でも現金ではなく、Jade(ヒスイ)に変えて資産を保有するような感覚と似ていますね。

もしあなたが、スポーツトレカ片手にスポーツ観戦が楽しめそうであれば、カードを所有することでより一層エキサイト出来るようになりますよ

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